総合絵画研究室
 

総合絵画理論とは

◆ 絵画空間は相対的なもの!?

 砂の上に家を建てる者はいません。やはり土台のしっかりした上に建てるのが本来的といえるでしょう。
 では絵画ではどうでしょうか?白いキャンバス(画用紙等)にどのように描いていけばよいでしょうか。絵画空間は相対的なものですが、出発点を持たなくては何も描けません。そしてその出発点は確かなものであって動かないものでなくてはいけません。そうでないとすれば、基準となるものがなく何も定まらないということになり、絵画に出来上がりがないということになります。どこまでいっても堂々巡りです。

 総合絵画理論では、絵画の様々な要素を明確な基準をもって示すことができたと考えています。今まで感覚的に述べられてきた事柄を、できる限り理論で総合的にまとめました。(ここでの基準は動かないものの意味であり、その基準を中心にして、全体へ展開していけることです)

◆ 一貫性のある絵画要素の全体像

 久しく絵画に接してきて、やっと全体像が見えてきました。そこで不思議な事実に気がついたのです。それは、絵画技術習得のための基礎の全体像を著わした書物がないということです。
 その一番大きな理由としては、『明暗』を取る技術、または理論が示されなかったことが挙げられます。明暗は絵画三大要素(色・形・明暗)の一つと呼ばれていて、とても重要な要素であるにもかかわらず、その理論を誰も形にしないまま今に至っているのです。(嘘のようですが本当の話なのです。)
 また、もう一つの理由として、色・形・その他の要素において示されてきたものは多数あるのですが、統合化が困難で不十分であったことが考えられます。

 以上二つの理由により、三大要素の獲得は常に個人の努力のみによって運良く統合化されてきたと言っても過言ではないと思います。
 今回、明暗の調整方法を考案したことにより、全体像を表すことが可能と考え、解説書[総合絵画理論デッサン編]を著しました。
絵画世界観:精神面と理論・技術面(絵画三大要素)
 総合絵画理論では、一貫性のある絵画要素の全体像を示せたと自負しています。
 絵画技術に熟達されている方であればあるほど、この内容に納得してくださるのではないかと思います。そして、多くの絵画を志すものにとって立ち塞がるであろう多くの壁は、本書によって容易にクリアしていくことが出来るでしょう。

 描き方で苦労をするのはもうやめて、何を描くのかで悩みたいものです。

総合絵画理論

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